1992-04-03 第123回国会 衆議院 建設委員会 第5号
したがって、とりわけあなたのところの場合は、今リゾートだとかさまざまなことが言われて山地開発というものが進む過程の中で、実はあなたのところは努力したけれども後追いになっているのではないか。そっちの方の歯どめをどうするのかということについて考えたことがあるのかどうか。
したがって、とりわけあなたのところの場合は、今リゾートだとかさまざまなことが言われて山地開発というものが進む過程の中で、実はあなたのところは努力したけれども後追いになっているのではないか。そっちの方の歯どめをどうするのかということについて考えたことがあるのかどうか。
どうか林野庁の一層の御努力で、先ほど申しましたような大規模なゴルフ場開発を初めとする乱開発、山地開発などに歯どめをかけていただいて、水源山地の森林整備を推進していただきたいと強く願うのですが、御見解を求めます。
その人たちが、アメリカ当時のときに八重山の方に強制移住させられて、それで生きるためにはということで、八重山の山地開発をしまして細々と今パインをつくっておる。パインと言えば沖縄で、どこでもできるんじゃないんです。
しかも、先ほどもちよりと触れましたけれども、ニホンカモシカなどを中心に考えてみますと、これがまた自然死というよりは、伐採だ、林道の開発だ、山地開発だというものが行われているおかげで、いるところがなくなりまして、栄養失調で死んでいるものがずいぶんある。白骨となったり死体となったり、瀕死の状態になっているカモシカをつかまえ、至るところでいま調査をいたしておりますけれども、その結果は栄養失調が一番多い。
ところが、最近、いま先生から御指摘がございましたように、山地開発の進展と局地的な豪雨の発生によりまして、局所的な山腹の崩壊などの災害が非常に増加する傾向になってきているのでございます。
むしろ農村をふやすくらいの方法で政治を行ないたいというて、私どもは山地開発をやってきた。それと同時に、海面を埋め立てることによって、工場の敷地がなければ工場の敷地を提供する。そうしてなるべく農地はつぶさないようにしたいという政治上の考慮をして参ったのでありますけれども、だんだん政府の行き方が変わりまして、最近においては、農地をつぶすということに対しましては、非常に大きな考慮が払われておらない。
第二の要点は山地開発であります。開発の余地の存する限りやらねばならぬことであります。しかし私はしろうとでありまするから、山地にどれだけの生産力があるものやら、どれだけの人口が山に入ってどれだけの生活水準を保ち得るものやら見当がつきません。思うに、これは農林省当局に御下命あって、しかと確かめていただかなければならぬ問題であろうかと存じます。
この理由とするところは、提案の路線は山地開発にあせるのあまり、既開発地の重要交通を没却したうらみがあるということが一点。それから第二点は、交通量が適正な交通量の想定に基かなければ、道路の効率的構造というものはきめることができない。交通量をきわめず、適正構造を想定せずして、高速自動車道路の路線を選定することはあり得ない。
また建設第一次線には、東京−神戸間の中央山岳道路が予定されておるかの印象を受けるのでありますが、この路線は山地開発もさることながら、東京−神戸間五百キロの遠距離走破にねらいが向けられているかに、感ぜられます。もしそうであるとするならば、あるいは的はずれのそしりを免れないかと存じます。なぜかというに、総じて交通量の最重要部分は近距離交通によって占められるからであります。